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肩こりのとき、してはいけないこと まとめ

◉肩こりの時していけないとのまとめ

◯肩こりの時してはいけないことの1つ目、それは延ばすことです。筋肉が拘縮しているのに、首や肩まわりの筋肉に力をかけたり、長めに伸ばしたりしてストレッチをしたり、首を機械でけん引したりするのは、逆効果になるばかりでは無く、縮んで拘縮している首周りや肩の筋肉を、無理やり延ばすことは筋肉の繊維を傷つけることになります。特に首の筋肉は繊細ですので、無理に伸ばすことは危険です。

◯肩こりの時してはいけないことの2つ目。それは揉むことです。肩のマッサージは気持ちがよいものです。強く揉んでもらいたくなりますし、揉んだ後は一時的には調子が良くなるように感じます。しかし、筋肉が拘縮しているのに、マッサージしてもらったり、自分で揉んだりすると、筋肉の繊維が痛んで、揉み返しがおこったりして、筋肉が炎症してしまう事があります。そうすると拘縮している筋肉がもっと硬くなってしまうことになります。マッサージは硬くなった筋肉を元に戻す行為ではありません

◯肩こりの時してはいけないことの3つ目。それは叩くことです。肩叩きは気持ちがよく、家族に叩いてもらいたくなりますよね。しかし、肩たたきは、自分でしても、誰かにしてもらっても、症状を悪化させる原因になります。筋肉が拘縮しているのに、筋肉に刺激を加えることで、拘縮している筋肉が、さらに拘縮を起こし、もっと硬くなってしまうことになります。

〇肩こりの時してはいけないことの4つ目。それは、ぐりぐりと深く押してもらう事です。痛いところは誰かに押してもらいたくなりますね。痛くしたら、その後スッキリする様に思いますが、しかし、痛いという刺激は、筋肉を硬くする原因になりますので、余計に肩こりが酷くなってしまいます。

◯肩こりの時してはいけないことの5つ目。それは薬を使う事です。肩こりは薬を飲めば痛みが一時的に和ぐかもしれません。しかし、それは根本的な治療ではなく、一時的な感覚の麻痺です。もし、感覚が麻痺している間、身体の痛みの信号を無視して、姿勢をそのままにしていたり、無理な負担をかけてしまったら、余計に悪くなってしまいます。

 肩こりは、筋肉の拘縮(ロック)による血行不良が原因です。  筋肉の拘縮は、急な動作や衝撃、無理に力がかかる事によって、縮んで守ろうとする命令が脊髄反射により筋肉に伝わり、硬くなることによっておこります。又、慢性的な疲労や、筋力以上の運動や動作をすることで、乳酸がでて疲労して硬くなり、拘縮します。

 筋肉を元の柔らかい、元の状態に戻すには、緩めたい筋肉の端と端を近づけてあげるだけで筋肉は緩むのです。縮んだ状態(たるんだ状態)を作ってあげて、「これ以上守る必要はないんだよ」と言うことを教えてあげれば、自然に元の柔らかさを取り戻します。

 ミオンパシーは筋肉を緩めるための施術です。どこに行っても改善しなかった、という方の腰の痛みを改善させてきた手技療法なのです。


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